あなたの目は大丈夫⁉

現代人の目はお疲れモード!


パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することが多い現代。
知らず知らずのうちに目を酷使してしまい「目が疲れた~」と感じることはないでしょうか。
目はとても重要な感覚器官で、脳の情報の80%以上は視覚を通して集められるといわれています。
目の疲れは、身体に悪影響をおよぼすだけでなく、美容面でもよくありません。
いつまでも若々しくいるために、目をしっかり労りケアしてあげましょう。

≪疲れ目が起きる原因≫
■デスクワークによる目の酷使
パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けたり、手元で細かい作業を行っていると、
目のピント調節を行っている毛様体筋が疲弊し、目に疲れが出ます。

■度の合わないメガネやコンタクトレンズ
自分に合っていないメガネやコンタクトレンズをしていると、毛様体筋が無理にピントを
合わせようとして、目に疲れが出やすくなります。

■老眼
目線を近くから遠くにうつそうとするとぼやけて見えるという症状が出始めたら、老眼の
可能性があります。老眼は、40歳前後から出始める目の老化で、ピントを合わせようと
する力が衰え、小さな文字を長時間読むようなことが続くと目が疲れやすくなります。

■自律神経の乱れによる血流の悪化
ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、目の筋肉が緊張したり、涙の分泌量が減る
ことがあります。その結果、目の血流が悪化したり、目も乾きやすくなり疲れ目を招く
ことになります。

≪疲れ目を伴う疾患≫
■ドライアイ
涙の分泌量が減る、涙がすぐに蒸発するなどで目を潤す力が低下した状態のことです。

■緑内障
眼圧(目の硬度)が上がることによって目の神経が傷つき、視野が徐々に狭くなる病気です。

■白内障
目のレンズである水晶体のタンパク質がにごり、視力が低下したりまぶしさを感じたりする
病気です。白内障手術の後遺症で、眼精疲労が引き起こされることもあります。

≪日常生活でできる予防・解消法≫
★こまめな休憩をとる★
パソコンで作業をしている時などは、1時間に1回ほど休息を入れ、目を休ませるように
しましょう。

★マッサージをする★
目の周りを指の腹で優しくマッサージすると血流が良くなり、目の周りの疲労が排出され
ます。

★ガムを噛む★
ガムを噛むと脳への血流が良くなり、思考力や集中力が高まることはよく知られています
が、最近は、目の周りの血流も良くするといわれています。

★意識してまばたきの回数を増やす★
まぶたを開けたり閉じたりすることで、目の周りの血流が良くなるだけではなく、涙の分泌が
促されるためドライアイの予防にもつながります。

★目の働きに大切な抗酸化成分をしっかりと摂る★
ブルーベリーに含まれるアントシアニンやホウレンソウに含まれるルテイン、ビタミンA、
さらにオメガ3脂肪酸といった栄養素やサプリメントも普段から積極的に摂り入れると疲れ
目対策ができます。